おはようございます。
気温も涼しくなりだいぶ秋らしくなってきました。
そんないい気候の先週末にお休みをいただいて
古い友人とツーリングで箱根熱海方面に行って来ました。
ツーリングとはオートバイのドライブですが
今回連れ出した自分のバイクの事を少し・・・
YAMAHA SRXと言ってヤマハの400or600㏄のシングルエンジン(単気筒)の
シンプルなバイクで僕が高校生の頃(約30年前)に発表された
デザインがキレイなバイクでした。
当時は400といったら4気筒(マルチ)が主流で
CBX400FやZ400FX、GP、GSX400Fなど
各メーカーが高性能な400CCのバイクを発売していました。
そんななかこのSRXはシングルエンジンでスリムでモダンデザイン
スターターもキックオンリーで馬力も少ない一線を画したバイクでした。
高校生の僕には当時「いつか乗りたい大人のバイクだな・・・」と思っていましたが
買ったのは「GSX400F」という暴走族も好むような流行のバイクでした・・・
実際20代の頃に中古のSRXを購入するギリギリまで行ったのですが
当時は「クルマ」が楽しくお金もそちらに掛かり
オートバイは高校生の一時期だけ乗ってお終いになっていたんです。
そこから十数年
僕が新しく2号店としてプントを開店する事になりアルバイトに採用した女性が
SRXに乗っていたんですね!
「昔あこがれてたバイクで乗りたかったんだよー」なんて話をしていたら
その女性(既婚)がおめでたでバイトも退職したいしバイクにももう乗れないので
「良かったら町田さん乗ってくれませんか?」との申し出!!
まさか、高校時代から心のどこかにあった憧れのバイクに・・・
お店も忙しいし当時団地に住んでいたので躊躇しましたが
これも何かの縁と思い、ヘルメットとグローブを用意したうえで
黒いSRX400を譲っていただきました。
それからはしばらく一人でバイクライフをそれなりに楽しんでいたのですが
やはり乗り物はカスタムしなくては収まらない性質で・・・
工業高校の後輩が営んでいるバイクのカスタムショップで
色々と整備やカスタムを施して適正化していきました。
真ん中の長男と次女の末っ子!懐かしい写真が出てきました(^^)
マフラーはヨシムラサンパー」今はプレミアついて10万円以上する貴重品です。
タンクやフェンダーは知りいの板金屋さんに「マルーンメタリック」に塗装してもらい
更にオトナのバイクに変わっていきまいた・・・
シートはオーダーメイドで大阪の業者さんと何度もやり取りして決めたオリジナル
ハンドルはセパハンからアップハンドルに変更
しかしながらこのSRXは400ccなんですね、
実はSRXというバイクは400ともう一つ本当のオリジナルと言われてる
600CCのエンジンを積んだSRX-6という上級モデルがあったのです。
もちろん600は大型の二輪免許がないと運転できません
本当の憧れのモデルです。
(外観はほとんど同じですが)
自分は400でも満足していたのですがある時友人の850CCのバイクと
走りに行った時に加速のスピードについていけなかったり
山道で登っていくのが遅かったりと少しパワー不足を感じていました・・・
そんな時に、なんとSRXの600を3台も所有している人に出会いました!
まさかそんな人がこんな身近にいるとは思いませんから本当にびっくりしました。
(バイクに乗ってるだけならまだしもレアなバイクのSRXです)
しかも、「もうどれもほとんど乗らないから一台いかがですか?」と・・・
細かく言うと、この3台はどれも後期型のモノサス4型。
しかしエンジンはツインサスモデルの前期型のキック始動・・・
そこにスポーツキャブのFCR35を装着している怪しい改造車そして格安!!
もちろん、どうしても欲しくなりましたが免許の問題があります。
見た目は全く変わらない400と600ですが
乗れば全く別物との話・・・(まだこの時点では乗ったことなかったんで)
しかし格安で譲っていただける事だし
今までのカスタムパーツは600のほうに移植も出来るし
このオーナーさんも全面的に手伝ってくれるという事で
購入を決意!そして大型免許を取得する事にしました。
つづく