今年の秋彼岸ほどお花が少なかったのも珍しかったです
少なくて困った事は初めてではないですが
少ないのも「程が有る」もので
ここまで減ってしまうと誰かの陰謀とか通り越して
業界の事を心配してしまいます。
花屋さんによってはバラ以外の花はすべて売り切れたとか
花屋がホームセンターに行って花をゴッソリ買って
自分のお店の店頭で販売したとか色々な噂話が聞こえてきます。
これだけ花が少なくなるのは稀ですが
天気任せの花農家さんは八月の後半から前半に小菊とか
路地ものは出荷始まってしまっていたのかも知れませんね…
市場の人間とお話をほとんどしないので状況がよく分からなかったんですが
コロナの影響で花がほとんど売れなかった今年の3月以降
お花の作付けも減っているとのお話も聞きました。
花が売れるのはとても喜ぶべきことなのですが、
供給のほうに問題があると業界全体としては健全では無しですし
逆に供給が多すぎて花屋が仕入れないのも生産者さんとしては辛いですし
かといって売れないのを仕入れると花屋も困る
足りないときに輸入に頼るのも限度があります。
そもそも品目にもよりますし…
集中して花が売れる物日というものが無くなればいいのですが
今更そうもいかないし(むしろお彼岸の中に敬老の日が入っちゃってる)
これからもずっと需要と供給の問題は業界の課題として残ることでしょうね。
本当に今年の彼岸は疲れました…
それでは本日はこの辺で
お疲れ様でした~